こんな方におすすめ
- 小学3年生になり娘がたまに元気がない
- 娘が家でイライラしている
- 友達関係でトラブルを抱えている
女の子は小学3年生になると友達関係での悩みが増えてきます。そんな時に親が出来ることは何でしょうか?
友達関係で悩む小学生、女の子向けのおすすめ本3選!
小学3年生になると友達関係でトラブルが増えるワケ
小学校低学年のうちは行動範囲が狭く、近所の子と遊んだりお母さんと一緒に出かけたりすることが多いですよね。しかし小学3年生になり行動範囲が広がると、色々な友達と子供だけで遊べるようになります。交友関係が「近所だから」という理由から「気の合う子」という理由にシフトし、「気の合う子とだけ遊びたい」「グループ意識が高まる」ことで、ハブく・ハブかれるトラブルが生まれるのが小学3年生くらいからだと言われています。
参考
また、集団の規則を理解して、集団活動に 主体的に関与したり、遊びなどでは自分たちで決まりを作り、ルールを守るようになる 一方、ギャングエイジとも言われるこの時期は、閉鎖的な子どもの仲間集団 が発生し、付和雷同的な行動が見られる。
女の子特有?友達関係トラブルの実体験
どちらかというと優しくて、人に対して怒れない長女。ケンカになるのが怖くて許してしまうそう。長女が3年生になった時、こんな出来事がありました。
Aちゃんは1年生の頃から同じ下校班。気が強く、自分の思い通りにいかないと怒る子。長女は自分が悪くなくても謝らざるをえなかったり、傷つくことが多かったそうです。小学3年生になり、気の合う友達と遊びたいのにその子が毎日遊ぼうと誘ってくることに参ってしまったようです。
その子が誘いにくると浮かない顔をする
↓
でも断れないので遊びに行く
↓
遊んでいる最中は怒られてばかり
↓
帰宅後は疲れた表情
ある日涙を流しながら、『鬼ごっこして私が鬼の時Aちゃんにタッチすると「私にタッチするなんていじめだよ!」と怒ってくる。なんでAちゃんは私と遊びたいんだろう。』と私に訴えてきました。
小学3年生の娘に送った本:これがおすすめでした!
初めは話を聞くだけ。ぐっと堪えて何も言いませんでした。私も子供の時は経験しましたし、女の子は友達関係のトラブル経験は必ず必要だと思ったからです。
自分で考える力をつけて欲しいと思い、本を与えることにしました。
\マンガ&コラムは読みやすくておすすめ!/
- こんな性格の子がいる···(嫌なことを言われた。苦手な子だ。)
- 得意なことと不得意なこと
- あの子は人気者で羨ましい··
- 私だってできるのに··
といった、繊細な女の子の心の揺れ動く様が共感できる本です。
\同じシリーズもおすすめだよ/
「おしゃれとはなんぞや?」といった内容が色濃く描かれてておすすめの本。
ファッションの着こなし例がイラストで紹介されており、
- 個性を磨く努力が大切
- 少ない服でもかわいいは作れる!
- 嫉妬ていう心がある=素敵な自分になれるチャンス!
といったマインドテクニックが印象的。友達に無視された・いじめの悩み・生理が来た時どうする!?などのトラブルについても書かれています。この悩みを持っているのは私だけじゃない!みんな違ってみんないいんだがわかるおすすめの本です。
\10代向けだけど読んでみたら納得!/
傷つきやすい長女にもってこいだったのがこの本。自分の繊細さを知っておくことで、女の子の友達関係にもいい影響が出るのでは?と思いました。
その後娘は「自分にいじわるするのをやめて欲しい」と言ったそうなのですが、次第にAちゃんの当たりが強くなり関係が悪化。親同士話し合い、担任の先生に相談し間に入ってもらいました。その後かなり険悪なムードになってしまったそう。
2021/03/12追記
近頃その子の名前がよく出てくるので娘に聞いてみたら、
Aちゃんていつも明るいから、なんか怒ってることがどうでも良くなっちゃった!嫌な時は嫌な理由を伝えることにしてる。
こんな返事が返ってきました。
娘は本のおかげで、
- 自分と違う考えの子もいる
- 友達関係の距離の大切さ
- 自分には大切に思ってくれている家族・友達がいる
- 嫌な気持ちはきちんと伝える
- 友達にも自分にも良いところ・悪いところがある
ことを学んだようです。
女の子の友達関係は小学生以降も課題となる
娘は本を読んで相手と向き合う勇気を培いましたが、結局関係はよくなりませんでした。傷つきやすい長女にも原因はあると思います。
「まぁいいか。1人で気楽だし他の子と遊ぼう!」とちがう選択肢を作れるようになったり、あの子は合わなかったんだ、どっちも悪くないと、自分のことを責めすぎないようにしたり出来たらいいですよね。
追記2021/03/12
その後、自分の中でケジメをつけ『許す気持ち』『嫌なことはきちんと伝える』『みんな違ってみんないい』ことを本で学んだ娘は、Aちゃんとは以前より一歩前進した友達関係を築けるようになりました。
小学3年生になると、親が口出ししてしまうと自ら解決する力を得るチャンスを逃してしまいますが、本を通して親の思いを伝えることは出来ます。どんなときも味方だよ、という気持ちをこめてプレゼントしてみてはいかがでしょうか?
女の子子育てで迷ったら:親ができること
女の子は精神的にもぐんと成長が早いことはよく知られていますが、小学校高学年にもなれば思春期の一歩手前。なんでも話せる親子だったのに、素直でいい子だったのに・・・と親子でも気持ちのすれ違いが多くなってきました。親も常に子育ての仕方やコミュニケーションをアップデートしなければならないのかな・・親の私が子育てで悩んだら、その年代の子育てに合った本を読むようにしています。
\親が読むならダンゼンこの1冊!/
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