結論
単身赴任中は生活費が二重になって赤字になりやすい。だから
- 固定費削減
- プロに相談
単身赴任が始まると、二重生活の負担が予想以上に重くて生活費が足りない・カツカツになりますよね。我が家は単身赴任6年目。単身赴任で足りない生活費をどうすればいいか試行錯誤した結果、赤字家計を脱却!黒字転換し、給料の15%ほどを貯蓄できるようになりました。
これからお話するのは、夫の単身赴任歴4年の私がやってきた生活費の節約と黒字方法の全てです。
この記事の内容
- 単身赴任の夫の生活費を節約する方法
- 元の生活費をスリム化→黒字家計に!
- 相談するべきプロとは?おすすめ超安心のお金のプロ
単身赴任は二重生活!生活費で赤字になりやすい
単身赴任中の夫の生活費の平均値っていくらくらいなんでしょうか?
アート引っ越しセンターのHPに単身赴任の生活費に関する調査結果が掲載されていました。the0123引越文化研究所
単身赴任者の生活費の平均は13万円ほどなんだそう。
単身赴任者の1ヶ月の生活費は「12~14万円」が最も多く、次いで「10~12万円」の順でした。平均金額は16万7000円ですが、全体の中央値(50%)は12~14万円未満の位置にあり、単身赴任者は実質月13万円前後で生活していると見るのが実感に近い値といえそうです。
我が家の単身赴任の生活費は約8.2万。帰省費用は含めていませんが、だいぶ安く収まっています。
脱赤字!夫単身赴任でも黒字家計1:生活費節約リスト
単身赴任で二重生活になり生活費が足りない時に、私が試したことをまとめました。赤字脱却にぜひ試してみてください♪
単身赴任の生活費
単身赴任前
- 家賃の低い物件探し
単身赴任中
- 食費:無理せず生活費を減らさない方法
- 光熱費:固定費化
- 通信費:格安スマホで大幅ダウン
ポイントは生活費を無理やり削って節約しないこと。固定費の工夫で赤字にならない!
単身赴任先の家賃
会社負担によって負担が全然違います。全額負担もあれば一部払う会社もあり。単身赴任中は安く抑えたいですよね。夫の会社は単身赴任中の家賃補助には上限があり、自己負担で1万2000円ほど。相場を調べ、なるべく安いところに住むのが鉄則です。
水道光熱費
一人暮らしの水光熱費はどれくらいかわからなかったので3ヶ月ほど暮らしてみて平均値を算出。
夏季・冬季のエアコンの利用率が上がるので、平均値+1,000円=1万円で予算を組み固定費化しました。
食費
一番節約できる可能性があるのが夫の食費です。単身赴任が決まった時、3つのパターンで考えました。
朝食 | 昼食 | 夕食 | 1日合計 | 30日合計 | |
①毎食買う | 500 | 1,000 | 1,000 | 2,500 | 65,000 |
②朝だけ自炊 | 50 | 1,000 | 5~800 | 1,600 | 41,600 |
③ほぼ自炊 | 50 | 平日1,000
土日自炊100 |
0~300 | 1,300
土日650 |
29,600 |
(円)
①毎日外食
朝:おにぎり・ジュース類¥500
昼:外食¥1,000
夜:外食¥1,000
→1日¥2,500=30日で¥75,000、帰省4日間を除くと¥65,000
②朝だけ自炊
朝:食パン・コーヒー・パックヨーグルト1日平均¥50
昼:外食¥1,000
夜:スーパー(値引き品¥500~¥800)
→1日¥1,600=30日で¥48,000、帰省△¥6,400
¥41,600
③朝夕自炊・昼外食、土日は昼も自炊
朝:¥50
昼:¥1,000、土日¥100
夜:自炊or作り置き0~¥300
→1日約¥1,300=平日20日間¥27,000、土日8日¥5,200
帰省△¥2,600
¥29,600
- 夫が自炊できるか
- 外食の頻度はどれくらい
など、まずは生活しながら夫婦で話し合いました。
作り置きおかずを帰省したときに作り置きを持たせたり、クール便で送ると、1ヶ月で食費は3万程度に抑えられると分かり、今は③朝夕自炊または作り置きに落ち着いています。
きちんとしたおかずを全部作るのは大変なので、私は茹で野菜や肉そぼろなど、夫が自分でアレンジして調理できるものや半調理おかずがメインです。
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参考【ダブル家計の生活費節約!】単身赴任の食事を作り置き
単身赴任中の夫の食事ってみんなどうしてるの? 毎回外食・スーパーのお惣菜では栄養が偏りがちで健康面で気になりますよね。しかも毎回買ってると食費もばかになりませ ...
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単身赴任先での交際費
1回の飲み会で5,000円と仮定して、飲み会の頻度は週1.5回~2回くらい=3万円が平均かと思います。夫婦で話し合い、『交際費として渡すのは2万円まで、それ以上は自分でまかなう』などのルールを作ってみてはいかがでしょう?
趣味・嗜好品
タバコやお酒に当たると思います。
これを機に禁煙に取り組む、そのための費用は家計から出してあげる(禁煙外来など)趣味のものは自分の生活費で捻出するなど、夫婦で納得できる話し合いをしたいですね。夫は自転車を買い、休日は自転車で遠出しているそう。気ままに出かけられるのが気分転換になっているようです。
ちなみに単身赴任先からの帰省費用は
毎月2回帰省=6万円の支出です。
会社によっては帰省費用が出る制度もあるので、まずは確認してみましょう。夫の会社は帰省費用は出ないので、毎月6万はかなり痛いです・・・。
その他、高速バスや飛行機・車を所有した方が安い場合もありますよね。
- 飛行機(LCC)
- 高速バス(格安)
- 車所有(ガソリン代・駐車場代・税金・購入費用)
を全て計算して比較すると良いでしょう。
追記
22年10月からさらに遠くへ転勤になり、飛行機を使う距離に・・・!生活費は全部クレカ払い=マイルに変換して飛行機代を少しでもマイルで払えるようにしています。
生活をしてみる→行き詰まったら都度話し合うを繰り返し、お互いの生活に無理のないようにし過ごしています。
単身赴任当初は全然できなくて、半年・1年・・・と過ごすうちに、夫婦間でちょうどいい生活費を探ってきました。
脱赤字!夫単身赴任でも黒字家計2:固定費見直し
夫はゲームはしないので、ポケットWiFiと格安スマホで十分だと言っていました。携帯料金は頻繁にプランが変わるので一概には言えませんが、夫のみだとポケットWiFi+格安スマホで5,800円ほど。自宅のネット環境もポケットWiFiを使い、私も同じ格安スマホに。家計全体では月11,000円でした。二重生活で通信費11,000円は安い方かと思います。(携帯×2、家のネット環境×2)
- 家族で同じ携帯会社にする
- 機種代金にお金をかけない
- 家のネット環境をポケットWiFiに変える
など工夫すれば単身赴任中も通信費は節約できるんだと思いました。
追記23年01月)
夫婦揃って楽天モバイルに変更、2,980円×2=5,960円です。家でのWi-Fiは夫=なし、自宅=楽天ひかりで1年無料になりました!
- 楽天モバイルで無制限2,980円
- 機種代金にお金をかけない
- 家のネット環境を楽天ひかりに変えた=1年無料
5,960円と、ポケットWiFi利用時のほぼ半額になりました!
※2年目以降はひかり月額4,800円(戸建て)が加算される予定。それでも楽天一本化にしてよかったのは、楽天ポイントが貯まること!月々の支払いで楽天ポイントが加算されるので、貯まったポイントで自分の欲しいものを買っています。
脱赤字!夫単身赴任でも黒字家計3:プロに見てもらう
保険の見直しを含めて、ファイナンシャルプランナーに家計診断してもらうと一気に黒字家計へ改善できます。とは言っても、自分の家計を他人に見てもらうってなんか怪しいしこわいですよね。
ポイントは『信頼できる会社のファイナンシャルプランナー(FP)にお願いすること』。これに尽きます。保険の見直し系のお店はたくさんありますが、有名な会社がやっている見直しならまず間違いありません。我が家はリクルートが運営する会社で家計相談を予約しました。
オンラインでも相談できるし、何度も相談できます。自分一人でも夫の帰省した時にも、何度も話ができるのは嬉しいですよね。FPに家計の相談をしなかったら、垂れ流しの保険料や払いっぱなしの高額な固定費は見つけられませんでした。けっこう保険の無駄払いはあるので、一度見てもらうのがおすすめです!
リクルートのFP相談はこちら→保険チャンネル
【まとめ】単身赴任で家計か苦しい時にすること
今回は単身赴任の生活費が足りない時に実践したことをお話ししました。
夫の単身赴任でかかる生活費
- 食費はなるべく自炊、その手助け(作り置きおかず)をする
- 趣味・嗜好品・単身赴任中の交際費は夫婦でしっかりと話し合う
- 無理はしない。できる範囲で節約する
単身赴任の二重生活でも黒字
- 夫の生活費をシミュレーションする
光はやめてポケットWi-Fiにする→楽天モバイルでさらに半額に成功!- 家計のプロに相談した
リクルートのFP相談はこちら→保険チャンネル