zpagettiは何号で編めばよいか?
Tシャツヤーン《zpagetti》
オランダ発祥のTシャツヤーン、DMC社の『HOOOKED zpagetti』。
太くて平べったい、パスタのような糸です。
太いのでザクザク編める、初心者さんにはうってつけ!
2016年から爆発的に流行し、pomponnerでもワークショップや編み物教室で取り扱っています。
zpagettiの基本はかぎ針編み。
zpagettiを編むときに使う針はジャンボ針です。
極太の毛糸が8号なのに対し、zpagettiは7mm~12mmのかぎ針を使用します。
7〜12mmって意外とざっくりですよね。。pomponnerのワークショップでは基本的に12mmを使っています。
では、かぎ針の太さによって何が変わるのか、検証してみましょう。
※同じzpagetti・同じ強さで編んでいきます。
※縦横のゲージは10cm辺りの目と段です。
zpagettiをそれぞれの針で編むと…
12mm
ゲージ・・・たて 8段 よこ 6目
【触った心地】
モチモチしていて気持ちがいい!
目と目が詰まっていないので柔らかい
【編んだ感想】
あっという間に編める!
ザクザク編める!
10mm
ゲージ・・・たて7.5段 よこ6.5目
【触った心地】
目と目が少し詰まっているのでしっかりした編み地に。
まだモチモチ感は健在。
【編んだ感想】
あっという間に編める!
少し手が痛いかな?
10号 6mm
ゲージ・・・たて10段 よこ9目
【触った心地】
しっかりとした編み地に。
目と目の隙間がないくらいに編まれているので固い仕上がり。
【編んだ感想】
リズムよく編めれば楽しい!
ただ初めての人にはきつく感じるのかな?
7号 4mm
ゲージ・・・たて10段 よこ10目
【触った心地】
ここまでくるとキッツキツ!
編むのが大変で、編み地というより織物のようにきっちりと詰まった目になっている。
モチモチ感はなく、ガシッとした触り心地。
【編んだ感想】
これが編めれば玄人・・
編み続けるとマメができます。。
かぎ針のサイズを変えた結果
針のサイズが小さくなるごとに、編み地は
・小さく
・固く
なっていきます。
かぎ針は号数を1サイズ変えると約5パーセント編み地が大きく(小さく)なると言われています。
これはzpagettiを編む時も同じです。
重ねてみるとよくわかりますよね?(10号と10mmの間にはまだサイズがあるので差は5%以上あります)
バッグを作るとき、
中に内布を付けずに完成させたい(お裁縫が苦手だったり、縫い付けるのが面倒だったり…)
そんな時は細めの針を、
初めて作るしザクザク編みたい!
編み地のモチモチした感じが好きなの!
という方は太めの針を選ぶと良いでしょう(^^)
また、zpagettiは色や柄によっても細さや触り心地が変わってきますので、
細めの玉の場合は合わせて細めの針に、ゴワゴワした糸の時は太めの針を使うと
編みやすく、又キレイな編み地になります。
編み物本には『ゲージ』が記載されています。
本に記載されたゲージを元に、自分の編み地を比べて大きさを確認するとよいです。
我流で編むと『???』なトコロが出てきます。
合ってるのかな?ここはどうすればいいのかな?
編み物教室ポンポネではそんな小さな疑問にお応えしています。