こんな方におすすめ
- かぎ針編みで作る帽子のつばの編み方を知りたい
- 帽子のつばの種類を知りたい
- 帽子のサイズに合わせたつばの編み方を知りたい
この記事でわかること
- かぎ針編みで編む帽子のつば厳選3つ
- つばの編み方とおすすめのアイテム
- 帽子とつばのサイズ変更におすすめの教材
この記事を書いたのは
かぎ針編みで作る帽子の形
かぎ針編みで作る帽子の形は
- ハット
- ニット帽
- 麦わら帽子
など様々です。
棒針のような伸縮性がないからこそ、形のしっかりとした帽子がおすすめです。
今回は3つのブリムのパターンと編み図をご紹介!
それぞれの特徴がありますのでぜひ参考になさってください。
幅広のブリム(つば)
幅広のつばは大人の麦わら帽子にうってつけのつばです。
真横に広がるつばと斜めに広がるつばでは増し目の数が異なってきます。
エレガントな麦わら帽子にしたいなら斜めのつば、中折れハットなどには真横に広がるつばが良いでしょう。
幅広つばの編み図の一例
丸くなるブリム(つば)
丸くなつつばとは、くるんとそり返り丸まっているつばです。
写真のような子ども向けの帽子におすすめです。
-
参考まるで小人!かぎ針編みで作るどんぐり帽子の編み方
続きを見る
きれいにくるん!と丸くなるためには、
一度減らし目をしてから増し目の段を編み、増減なしの段で反り返らせてから引き抜き編みをします。
この工程はどの段も省略してはダメです。
例えば減らし目の段を省略するとチューリップハットのようになってしまうし、引き抜き編みをしないとくるん!と反り返りません。
キャップのつば
キャップのようなつばのある帽子は一度は編んでみたいアイテムですよね。
模様編みのキャップの編み方をYouTubeで公開していますのでぜひ参考になさってください。
-
参考模様編みの麦わらキャップの編み方
続きを見る
キャップのつばは最後に縁編みをすると形がきれいになり、まるで既製品のような仕上がりになりますよ。
サイズ違いで編みた方にはコチラのテキストがおすすめです。
ブリム(つば)は何編みが良い?
帽子は日々使っていくうちに馴染んできて、つばも柔らかくなってきます。
かぶる部分は柔らかくなっても良いけど、つばはなるべく形を保っていたいですよね。
かぎ針編みで一番目が細かく丈夫なのが細編みです。全て細編みでつばを編むことで編み目が詰まり、より丈夫なつばになります。波打たないポイントの一つです。
つばがへたらない方法
テクノロートというプラスチック製のワイヤーを使えば、型崩れがより一層防げます。
中折れハットは特にこのテクノロートがないとうまく仕上がりませんので、トップから必ず編み入れましょう。
つばにもテクノロートを編み包みながら作ると、綺麗なつばが保てます。つばに適度にハリがないと、かぶっているうちに波打ってしまうからです。そのためにテクノロートはとても重要な役割を果たします。
キャップタイプのつばもテクノロートを編み包むと強度が増します。
そのほか、キャップのつばの裏に布を縫い付ける方法もあります。
デニム生地などの丈夫な布をつばの形に切り、手縫いでかかり縫いするのです。キャップのつばと布地はミシンでも縫えますので、よりつばの強度が欲しいときはこの方法がおすすめです。
ぜひ試してみてくださいね♪