円の編み方の基礎レッスン。
後編は
増し目の間隔をマスターしよう!&綺麗な円の編み方
です。
[su_button url=" https://pomponner.net/2017/12/05/kagibari-kiso-circle1/ " style="flat" background="#e4e4e4" radius="round" icon="icon: angle-right"]関連記事:円の編み方前編[/su_button]
増し目の間隔をマスターする計算
段の合計の目数が確認できました。
次は実際に編む時、
増し目(∨)と次の増し目の間に、1目の細編みが何目入るかを覚えてしまうと
いちいち編み図を見ながら編まずに済むので、編むスピードもアップ!します。
増し目(∨)の間に 1目の細編み(+)が何目入るか
1段目を6めの細編みで8段円に編みました。
2段目は前段の細編みに増し目を編むので、1目の細編みは編みません。
3段目は2目細編みを編み入れたら1目細編みを1回
4段目:2目細編みを編み入れたら1目細編みを2回
5 : 1目細編みを3回
6 : 1目細編みを4回
7 : 1目細編みを5回
8 : 1目細編みを6回
つまり、1目細編みを編む回数は、
2段目:2段目ー 2 = 0目
3段目:3 ー 2 = 1目
4段目:4 ー 2 = 2目
5段目:5 ー 2 = 3目
6段目:6 ー 2 = 4目
7段目:7 ー 2 = 5目
8段目:8 ー 2 = 6目
と、段数の数ー2の分だけ編めば良いのです。
この法則で円を編めば、編み図いらずでサクサク編めますよ♫
綺麗な円を編む方法
下の写真は6目で始まり、同じ段数(8段)編んだ円です。
左は円ですが、右は・・・六角形。
どうして六角形になってしまったのか、
円に編むにはどんなコツがあるのか
説明していきたいと思います。
増し目の位置は角になる
六角形の画像に、記号を合わせました。
増し目をする箇所∨が、ずっと同じ位置にあります。
次に左の円に記号を合わせます。
増し目(∨)の位置はバラバラです。
5段目6段目を拡大すると、
5段目までは①②目めに増し目をしていたところを、
6段目には2目ずらして③④目めに増し目を編んでいます。
このように、増し目(∨)をする位置を少しずつずらすことで、
角張らずなめらかな円に仕上がるのです。
この仕組みを知っておけば、編み図を見た時に
「増し目(∨)がどのように配置されているか」がわかり、
その編み図のパターンを理解することができますよ♫
円の編み方を2回にわたってお話ししました。
私の考える、円の編み方をシンプルに解剖した内容でしたが、
少し深いところを突っ込んでみたり。。
数学の公式のように、一度覚えてしまえば応用の効く考え方なので
参考にしてみてください♫