
そんなお悩みをお持ちの方朗報です!

かぎ針編みで編む円は、実は増し目の法則をマスターすると
編み図がなくてもサクサク編めるようになるんです。
こんな方におすすめ
- かぎ針編みで円を編みたいけれど途中でわからなくなってしまった
- 本を読んでも、編み図がわからないので挫折した
この記事でわかること
- 円の始めの編み方
- 円の増し目の法則
- 増し目の位置を間違えないコツ
この記事を書いたのは

子供のためのかぎ針編みアイテムを考案。
初めてさんにもわかるかぎ針編みの法則作りが大得意!
円の編み方(一重の輪で始める場合)
まずは動画で確認しましょう!
一重の輪から作り目を作り、3段編みました。
円の編み方【1段目】
輪から作り目を作り、立ち上がり1目編んだら、
細編みを輪に6目編みます。
写真の↓の目は一見細編みのように見えますが、
立ち上がりの鎖編みですので、数に数えません!
数の数え間違えに注意です!
もし1目めがわからなくなったら、
「1、2、3、4、5・・」と数えるのではなく、
かぎ針のある方から
「6、5、4、3、2、1」
と数えると、立ち上がりはどれか、見分けられるようになりますよ♫
増し目の編み方
2段目からは【増し目(記号:∨)】をしながら、目の数を増やしていきます。
増し目とは、前段の目に2目編み入れること。
細編みを1目編んだら、同じところにもう1目細編みを編むのです。
画像でいう、①②の目は、前段の細編みの目に2目編み入れています。
③は1目編んだ細編みです。
2段目
2段目は「前段1目に対して2目編み入れる」を繰り返し6回編みます。
1段目は6目編んだので、2段目は12目になりました。
3段目
3段目は「前段1目に対して2目編み入れる」+「細編み1目」です。
これを6回繰り返し、全部で18目になりました。
つまり、
1段目に何目編んだか × 今何段目か =その段の目数
となるのです。
今回は1段目に6目編んだので、
2段目:6×2段目=12目
3段目:6×3 =18目
4段目:6×4 =24目
5段目:6×5 =30目
6段目:6×6 =36目
・
・
・
と続きます。
このかけ算を覚えておけば、1段目の数が変わってもすぐに目数を導き出せますよ♫
円の増し目の法則
1段目に何目編んだか × 今何段目か =その段の目の数
引き抜き編みはどの目に引き抜く?


立ち上がり・前段の引き抜き編みの目には何も編まずに飛ばし、
1目めに引き抜き編みをしましょう。
立ち上がり・引き抜き編みは自然と隠れて目立たなくなります。
引き抜き編みのミスが激減!1本持ってて!


引き抜き編みも立ち上がりも、見た目が同じなので迷ってしまいますよね。。
そこでオススメしたいのが、フリクションペンでマークする方法。
フリクションペンって知っていますか?
こすると摩擦熱で消えるペンのことです。
このフリクションペンで
「編んではいけない目(ここでは立ち上がり・引き抜き編み)」や、
「増し目をする箇所」などをマークしておきます。
作品が完成したらアイロンの蒸気でシュッとすると消えるので、
とても便利な1本!
編み目マーカーのように付けたり外したりするうちに
取れて落ちてしまい、どこにマークしたかわからなくなってしまった・・・
なんてミスもなくなります。
事務用品売り場にあるので、活用しましょう!
円が編めるようになれば、コースターやなべ敷きはもちろん、
バッグの底にもなるので、作品の幅が広がります。
法則をマスターして、作品作りに活かしましょう!
次回は
「増し目の間隔をマスターしよう」
「綺麗な円を編む方法」
です♫
こちらもCHECK
-
-
かぎ針編みの基礎レッスン【円の編み方後編】
円の編み方の基礎レッスン。 後編は 増し目の間隔をマスターしよう!&綺麗な円の編み方 です。 [su_button url=" https://pomponner.net/ ...
続きを見る
こちらもオススメ
こちらもCHECK
-
-
【円を編む】二重の輪の作り目の引き締め方
二重の輪の作り目って、ただ引っ張るだけじゃダメなの? 引き締め方を知りたい! 今回はちょっと高度な「二重の輪の作り目」を使った円の編み方です。 ...
続きを見る