フィンランドのノルデア銀行が作ったシロクマの貯金箱をご存知でしょうか?
かつてノルデア銀行がお子様向けにノベルティとして作ったものなんだそうです。
プラスチック製で軽くて丈夫です。
昨今の北欧ブームで復刻版が大人気!
そんなシロクマにニット帽を作ってみましたよ♪
シロクマ貯金箱のニット帽の編み方
北欧クマさんの貯金箱にちょこんと乗ったニット帽。
耳を考慮し、ぴったりフィットするよう穴を作って編みました。
シロクマ貯金箱の作り方
二重の輪の作り目から立ち上がりを3目編み、
続けて長編みを6目編みます。
この時、立ち上がり3目めにフリクションペンで色を塗っておくと
次に引きぬき編みする時に間違えずに済みますよ。
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仕上げのスチームアイロンで熱い蒸気をシュッとかけると
一瞬で色が消えます!
編み目マーカーよりも使いやすいので1本持っておくといいアイテムです。
全部で7目の長編みの円になります。
1目めに引きぬきます。
長編みの立ち上がりは鎖編み3目分の高さなので
立ち上がりの時に3目編みますが、
その立ち上がりの3目めが「目の頭」ということになります。
細編みの円の時も
引きぬき編みは目の頭に編みますよね?
長編みも同じように1段編み終わって引きぬき編みをする時は、
目の頭=3目めに引きぬき編みをします。
目の頭に引きぬき編みをする時は、
細編み=目の頭2本
に対し、長編みは
3目目のくさりの右の半目と裏山
を引きぬきます。
2段目
立ち上がりを3目編みます。この時も3目めに
フリクションペンで印をつけます。
引きぬき編み+立ち上がりをした同じ目に
長編みを1目編みます。
これで前段の1目(ここでは立ち上がり)に対して
2目編み入れられました。
次の目からも、前段の1目に対して2目ずつ
長編みを編み入れていきます。
すると、1段目には7目あった長編みの円は14目になり、ひとまわり大きな円になりました。
フリクションペンで印をつけた【立ち上がり3目め】に引きぬき編みをします。
3段目
立ち上がりをしたら同じ目に長編みを1目編みます(2目編み入れた)。
次の目は長編みを1目編みます。
2目編み入れて、1目だけ。2目編み入れて、1目だけ。
と、規則的に繰り返します。
すると3段目は全部で21目になります。
4段目
立ち上がりをしたら同じ目に長編みを1目編みます(2目編み入れた)
次の目とその次の目は長編みを1目編みます。
2目編み入れて、1目・1目。
2目編み入れて、1目・1目。
を繰り返します。
4段目は全部で28目です。
耳が出るように穴を作るには
5段目はこの帽子の最大のポイント
【クマの耳に合うように穴を作る】!!
具体的にどうやるのかというと、
写真のように、鎖編みで目を飛ばします。
初めは3目飛ばして、次は2目飛ばして穴を作ります。
1つめ
2つめ
どちらも鎖編みは3目です。
「なんで初めは3目飛ばして、次の穴は2目しか飛ばさないの?」
と疑問に思われるかと思います。
これは、5段目の増し目の数を考慮しているためです。
3段目では
【2目編み入れ・1目】
4段目では
【2目編み入れ・1目・1目】
と2目編み入れるところと1目のところがありました。
この流れで行くと
5段目は
【2目編み入れ・1目・1目・1目】
と1目編む箇所が増えるのですが
穴を作る=鎖編みで表現するので
飛ばす目と鎖編みの目の数が違ってくるのです。
もしこの鎖編みにした部分を長編みで編んでたとしたら、
写真のように穴が空いているところで2目編み入れるタイミングがやってきます。
そのことを考慮したためにやや変則的に見えるのです。
この後は2目編み入れ・1目・1目・1目
を繰り返し、5段目が完成します。
束に編むとは
6段目は長編みを
【2目編み入れ・1目・1目・1目・1目】
を繰り返し編みます。
鎖編みの部分は長編みを3目ずつ編みます。
この時鎖編みを束に編みます。
動画では目めずつ編んでいますが、
もし鎖編みが見えてスカスカになっている・・ようでしたら、
1目ずつ足してもOKです!
使う毛糸によって調節してみてください。
束に編むとは、鎖編みの目を拾わないで、鎖編みの下からかぎ針を入れて編む、ということです。
最後に立ち上がり3目めに引きぬき、糸を始末して出来上がりです!!
いかがでしたか?
北欧クマさんの貯金箱、ぜひお気に入りの毛糸で編んであげてください♪
クマさんといえばこちらもオススメ!