かぎ針編みの基礎のお話2回目。
糸がかけられたら次はくさり編みに挑戦です!
動画の説明もありますよ♫
くさり編みとは?
くさり編みは名前の通り、チェーンが連なったような編み目になります。
かぎ針編みで作品を作る時の【作り目】として編むことがほとんどです。
本にはよく 『作り目30目編み、1段目を編みます』 といった言い回しがされています。
つまり、
作り目のくさり編みは1段として数えない!ので要注意です。
くさり編みの端の目を作る
右利きの方
針を持ち、左手にかかった糸の向こう側に置きます。針先は今、9時の方向にいます。
これを、反時計回りに→6時→3時→12時→9時と 1周回します。
糸が針に巻きつきました。
巻きついて交差している糸をつまみ直します。
針を糸に巻きつけます。
巻きつける方向に注意!
かぎ針の背で糸を押し上げるように、下から巻きつけます。
巻きついた糸に引き抜きます。
糸端を引っ張り、結び目を引き締めて完成!
この時に、長い方の糸(毛糸玉につながっている方)を引っ張ると動き、短かいほうの糸(糸端)は動きません。
左利きの方
写真を反転します。
針を持ち、右手にかかった糸の向こう側に置きます。
針先は今3時の方向にいます。これを、時計回りに→6時→9時→12時→3時と 1周回します。
糸が針に巻きつきました。
巻きついて交差している糸をつまみ直します。
巻きつける方向に注意しながら、かぎ針の背で糸を押し上げるように、下から巻きつけます。
巻きついた糸に引き抜きます。
糸端を引っ張り、結び目を引き締めて完成です。
くさり編みの編み方
ここからくさり編みを編んでいきます。
糸の巻きつけ方は、端の目を作った時と同じです。つまむ指を持ち変えるようにすると 格段と編みやすくなります。これはかぎ針とつまむ指が離れてしまうと 針がブレやすくなり、糸を引き抜きにくくなってしまうのを防ぐためです。
糸が引き抜きにくくなると無理な力が入ってしまい、きつい鎖編みになってしまうのです。
きついくさり編みって!?どのくらいのくさり編みが理想なの?
糸を巻きつけて引き抜いた時【針にかかっているループに糸が1本入る余裕がある】を意識しながら編んでみましょう。
くさり編みの大きさが均等になり、綺麗な編み目になりますよ。
くさり編みの表と裏の見方
くさり編みが完成しました!
表です。
くさり編みは表から見ると2本で1目です。
1目のうちのどちらか片方を【半目】と呼びます。
実際には『上の半目を拾いましょう』『奥の半目を拾い・・』などの説明で使います。
裏から見ると、
ポコポコとコブのような目が現れます(●)コブのようなものを 【裏山】 と言います。それぞれの名称を覚えておきましょう。