かぎ針編みの基礎のお話2回目。
糸がかけられたら次はくさり編みに挑戦です!
動画の説明もありますよ♫
Contents
くさり編みとは?
くさり編みは名前の通り、チェーンが連なったような編み目になります。
かぎ針編みで作品を作る時の【作り目】として編むことがほとんどです。
本にはよく 『作り目30目編み、1段目を編みます』 といった言い回しがされています。
つまり、
作り目のくさり編みは1段として数えない!ので要注意です。
(私も昔間違えて覚えていました・・・当時の生徒さん、ごめんなさい・・)
くさり編みの端の目を作る
右利きの方
針を持ち、左手にかかった糸の向こう側に置きます。
[su_button url="https://pomponner.net/2017/11/27/kiso-itonokakekata/" style="flat" background="#e4e4e4" radius="round" icon="icon: angle-right"]【関連記事】かぎ針編みの基礎レッスン【糸のかけ方】[/su_button]
針先は今、9時の方向にいます。
これを、反時計回りに→6時→3時→12時→9時と 1周回します。
糸が針に巻きつきました。☆
巻きついて交差している糸をつまみ直します。
→次の工程が格段と楽になるのです。
針を糸に巻きつけます。
巻きつける方向に注意!
かぎ針の背で糸を押し上げるように、下から巻きつけます。
☆の巻きついた糸に引き抜きます。
糸端を引っ張り、結び目を引き締めて完成!
この時に、長い方の糸(毛糸玉につながっている方)を引っ張ると動き、
短かいほうの糸(糸端)は動きません。
動く糸が逆だと、1段目を編んでいるうちに端の目が大きく広がってきてしまうので、
端の目の作り方もしっかりマスターしましょう!
左利きの方
写真を反転します。
針を持ち、右手にかかった糸の向こう側に置きます。
針先は今、3時の方向にいます。
これを、時計回りに→6時→9時→12時→3時と 1周回します。
糸が針に巻きつきました。☆
巻きついて交差している糸をつまみ直します。
巻きつける方向に注意しながら、かぎ針の背で糸を押し上げるように、下から巻きつけます。
☆の巻きついた糸に引き抜きます。
糸端を引っ張り、結び目を引き締めて完成です。
くさり編みの編み方
ここからくさり編みを編んでいきます。
[su_youtube url="https://youtu.be/rm0nEz9BHis"]
糸の巻きつけ方は、端の目を作った時と同じです。
言葉で説明すると
・針の背から押し上げるように
・内側から巻きつける
などの言いまわしで説明がされていることが多いですが、
初めて針を持つ方からしたらなんのこっちや!?ですよね・・・。
動画で是非確認してみてくださいね♫
また、くさり編みは2・3目編んだら、
つまむ指を持ち変えるようにすると 格段と編みやすくなります。
これはかぎ針とつまむ指が離れてしまうと 針がブレやすくなり、
糸を引き抜きにくくなってしまうのを防ぐためです。
糸が引き抜きにくくなると無理な力が入ってしまい、
ひいてはきつい鎖編みになってしまうのです。
きついくさり編みって!?どのくらいのくさり編みが理想なの?
糸を巻きつけて引き抜いた時、
【針にかかっているループに糸が1本入る余裕がある】
を意識しながら編んでみましょう。
くさり編みの大きさが均等になり、綺麗な編み目になりますよ♫
くさり編みの表と裏の見方
くさり編みが完成しました!
表です。
くさり編みは表から見ると2本で1目です。
1目のうちのどちらか片方を【半目】と呼びます。
実際には
・上の半目を拾いましょう
・奥の半目を拾い・・
などの説明で使います。
裏から見ると、、
ポコポコとコブのような目が現れます(●)
コブのようなものを 【裏山】 と言います。
それぞれの名称を覚えておきましょう♫