zpagettiを使ったレッスンに限らず
かぎ針で編むときの「編む強さ」や「程度」についてよく質問をいただきます。
細編みを編む時、どんどん指を引っ張ってきつい細編みに仕上がり、ゲージ通りにいかない・・
きつく編む事は、ゲージ通りにならないだけでなく
大きさの均一な細編みに仕上がらないので編み地がいびつになってしまいます。
綺麗な均一の細編みが編めたら、zpagettiのバッグもより可愛く仕上がりますよ♩
均一な細編みを編むにはかぎ針の角度と人差し指
細編みを編む時、前段の目に針を入れてから糸を引き出しますが、
その時に持っているかぎ針の角度はどうなっていますか?
斜めになってる
かぎ針が編み地に対して斜めになっています。
これだと充分に糸が引き出せず、きつい編み目になってしまいます。
水平になってる
かぎ針が水平になるまで糸を引き出してあげると、
ちょうどいい高さになり、さらに細編みの大きさが安定します。
でもこの「水平に」には一つポイントがあります。
水平にしたのに・・
水平にしたのにさっきと引き出した糸の長さが違います。
これだと細編みの大きさよりも長く糸を引き出してしまい、均一になりません。
二つを比べてみましょう。
左の人差し指が、ピンと立っているか・いないか。
長く引き出してしまった方は、人差し指が糸をピンと張っていないから
どんどん糸が引き出せてしまい、細編みの大きさよりも長く引き出せてしまいます。
きちんと左の人差し指を立たせ糸を張ることで
かぎ針で引き出した時にかぎ針と人差し指が引っ張り合うため、
かぎ針を水平まで持ってくると、ちょうど良い高さに引き出せる、ということになります。
この繰り返しで、どの細編みも同じ分だけ糸を引き出すことができ、均一な高さの細編みに仕上がります。
細編みを編む時、左の人差し指とかぎ針の角度を気にしながら編んでみてください。
きっと綺麗な細編みが編めるようになりますよ♩