編み物教室の中ではあまり取り組まないビーズ編みですが、
大好きなのでアクセサリーにして販売しています。
ビーズ編みは、レース糸にビーズを通して編み包んでいく技法です。
ビーズと糸の色合いによって様々な雰囲気を作り出せます。
今回はビーズ編みで円を編む編み方を動画でご紹介します!
ビーズ編みの編み方(円に編む)
円の編み方は普通の編み方と全く同じ。
二重の輪を作り、輪に対して6目細編みを編みます。
(8目細編みでも構いませんが、私は6目が一番バランスがいいと思います)
輪を二重に作ります。
左手に持ち、二重の重なり部分をつまみましょう。
立ち上がりは1目です。
ビーズを編み込む=細編みの途中でビーズを入れる
ビーズを編み込んで行く時のポイントは、
細編みの途中で糸に通したビーズを引き寄せ、細編みに編みこんでいく
ということ!
輪に細編みを編んでいきます。
細編みが途中まで出来たところで
糸に通していたビーズを引き寄せます(1粒)。
細編みの残りの工程(巻きつけて2本引き抜く)を編んだら、ビーズ編みの完成です。
ビーズは細編みの裏側に編みこまれます。
6目編むとこのようにビーズが連なります。
作り目の輪を引き寄せて輪をしぼませたら1段目が出来上がりです!
二重の輪なので二段階に糸を引き締めます。
まず糸端を引っ張ります。
動いた方の糸を引っ張って、動かなかった糸を手繰り寄せます。
輪の作り目が二重になっているので、
①糸端を引っ張る
②動いた輪の糸を引っ張って手繰り寄せる
③再度糸端を引っ張る
この3段階で輪の作り目が引き締まります。
2段目以降=渦巻き状に編む
2段目以降は立ち上がりはせずにぐるぐる渦巻き状に細編みを編み進めます。
円を編む時引き抜き編み・立ち上がりをすることはある意味基本的なことですが
引き抜き編みの部分に筋が出てしまいます。
引き抜き編みの筋は綺麗なビーズ編み模様になりませんので、
渦巻き状に編む方が、ビーズ編みには向いています。
こんな感じにビーズが隙間なく編みこまれているのが、綺麗なビーズ編みです。
細編みは筋編みで!
2段目以降の細編みは、筋編みで編むとビーズが綺麗に並びます。
目の頭2本取りながら細編みをしていくと、ビーズとビーズの間に程よい遊び(隙間)ができず、
ガチガチな並び・いびつな円になってしまうからです。
筋編み=半目を拾って細編みなので、
目を拾う時に程よく伸び、綺麗にビーズが並びますよ♩
2本ある目のうち、どちらの目を拾うかは、
奥の半目が正解です。
奥の半目を拾ってビーズを編み込んでいきましょう!
一見難しそうなビーズ編み。
基本は細編みを円に編んでいくだけ、なので
細いレース糸に挑戦したい!
スキルアップしたい!
そんな方にビーズ編みはオススメです!
ぜひトライしてみてください♩