どうぶつポシェットシリーズの第3弾!
今回はパグのポシェットを作りましたよ♪
我が家にはうさぎががいますが、いつかわんちゃんも飼いたいと思っています。
そんな中でもわたしの希望はパグかフレンチブルドッグ!
個性的な可愛さがたまりません。
以前に生徒さんでパグの愛犬家の方がいて、
パグちゃんの可愛さに魅了されまして。
細編みだけで作れないかな?と一念発起!
ちょっと難しいけれど、細編みと基本的な編み方(増し目減らし目)が出来れば大丈夫!
さっそく作っていきましょう~!
使った毛糸はエコアンダリヤ
今回使った毛糸はハマナカ社のエコアンダリヤです。
エコアンダリア エコアンダリヤ 糸 / Hamanaka(ハマナカ) エコアンダリヤ 1 春夏 価格:462円 |
レーヨン100パーセントの夏向けの糸ですが、最近は通年で販売されています。
スルスルっと針が滑りやすくて編みやすいですが、
編む人の手の強さが影響されやすいので
帽子をあむ時などはゲージ通りに編むことが大切です。
色が豊富でくすみカラーもビビットカラーもお任せあれ!の万能糸です。
今回は
白
茶色(くすんでいて良い感じの色)
こげ茶
オフホワイト
の4色を使いました。
オフホワイト以外は少ししか使いませんので、もしお手元にあったら新たに買う必要はありません。
オフホワイトのみ1玉使います。
パグを編む前に下準備
パグを編む前にやっておく事があります。
それは動画の中でも紹介していますが、
白とこげ茶の糸を半分に裂いておくことです。
白と焦げ茶は目になるのですが、そのまま使うと太すぎます。
エコアンダリヤは良くも悪くも裂けやすいので、その性質を利用して半分に裂いて使うのです。
白は160センチ、こげ茶は1メートルくらい裂いて、これを2ペア作っておきます。
裂いたエコアンダリヤは細くなりますので、かぎ針は3号を使います。
※エコアンダリヤには細めの「エコアンダリヤクロッシェ」というシリーズもあるのですが、
白とこげ茶がないので自分で作っちゃおう!という考えから生まれました。
パグの編み方
まずは動画でご覧下さい。
工程が多いので長めの動画です。
パグの作り方は
①本体を編む(共通の本体の編み方動画参照)
②口周りパーツを編む
③鼻を編む
④目を編む
⑤耳を編む
⑥組み立てる
の6つの工程から出来ています。
①の本体パーツについては猫の編み方でご紹介していますので、今回は②から解説してきいます。
口周りパーツは楕円の変型
口周りパーツは縫い付けると逆さハートになるように作ります。
では詳しく見ていきましょう!
楕円の変型なので、はじめは楕円を編む時と同じで鎖編みから始めます。
9目の鎖編みを編みます。
この時、ちょうど真ん中の5目めに印をつけておきましょう。
鎖編みに細編みを編んでいきます。
5目めの印をつけたところは細編みを3目編み入れます。
端まで編めたら端には2目編み入れます。
編み地を返し、鎖編みの反対側も細編みを編みますが、
4・5・6目めを3目一度でまとめて編みます。
最後に、反対側の端の目も2目編み入れて1目めに引きぬきます。
このように3目編み入れたちょうど反対側を【3目一度で減らし目する】ことで
楕円にブーメランのような歪みが生まれます。
この段(1段め)の増減の位置をまとめました。
1段目
- 9・18目め=2目編み入れて増やす
- 5目め=3目編み入れて増やす
- 14目め=前後の目を使って3目一度の減らし目をする
2段目・3段目と同じように増やし目&減らし目をして編み進めます。
2段目
- 1・11・12・13・19・20目め=2目編み入れて増やす
- 6目め=3目編み入れて増やす
- 16目め=前後の目を使って3目一度の減らし目をする
3段目
- 1・14・16・18・23・25目め=2め編み入れて増やす
- 8目め=3目編み入れて増やす
- 21目め=前後の目を使って3目一度の減らし目をする
4段目
- 増減なしで1目ずつ細編みを編む
鼻・目は二重の輪で丸を編む
パグのクリっとした目は、予め用意した半分に裂いたエコアンダリヤを使います。
黒目は1段、白目は2段の円です。
鼻は茶色を使い、立体的に、球体を作るようなイメージです。
どちらも二重の輪から始まる円の編み方で編みます。
編み目の数を表にまとめました。
鼻は4段目で2目一度の減らし目をするので
立体的な形となります。
円を編む時の注意点
段の最後は引きぬき編み・立ち上がりは飛ばして、1目目に引きぬき編みをして!!
この注意点は、どのような場合でも同じです!!
間違えずに編み進めるためにも、1目めに目印をつけておくと良いですよ♪
耳は猫と同じ
パグの耳は三角形で表現しました。
猫と同じ編み方ですので猫のポシェットの編み方を参考にしてください。
茶色で2枚作りましょう!
これでそれぞれのパーツが揃いました。
目の数をアテにしてはいけない
パーツの組み立てにはとじ針を使います。
まずは口周りパーツを縫いつけます。
この時、ポシェット本体の中心を定めるのですが、
本体のポシェットを半分に畳み、メジャーを使って中心の位置を見つけましょう。
この時、目の数をアテにしてはいけません。
なぜなら、
かぎ針を筒状に編むと右利きの人は右斜めに、左利きの人は左斜めに斜行するからです。
※斜行せずに編む方法もありますが、ここではより簡単にポシェットを編むというのがひとつの目的なので割愛します。
パーツを縫い付ける
①口周りパーツ
パーツを逆さハートになるように縫いつけます。
入れ口から4段下に口周りの頂点が来るようにかがり縫いします。
下部の凹み部分は指で押さえながら縫い進めると失敗しません。
②鼻
口周りの頂点に縫いつけます。
③目
黒目を白目を縫い合わせてから本体につけましょう!
鼻よりやや下につけると可愛いですよ。
④耳
肩紐から正面に向かって3目めに印を付け、その印に耳の端が来るように縫いつけます。
【肩紐から3目め】に定めることで、左右対称の位置に耳が縫いつけられます。
これでパグのポシェットの完成!!
最後にスチームアイロンで形を整え&フリクションペンの印を消しましょう!
トボけたお顔がなんとも可愛いパグのポシェット!
今回は茶色の毛にしましたが、黒でもとっても可愛いですよ♪
愛犬に似せてぜひ作ってみてくださいね!