かぎ針編みの基本のモチーフ編みのブランケット

かぎ針編みの基礎

かぎ針編みの基本!かぎ針編みを始めよう

 

かぎ針編みを始めてみたいけど、何を用意すればいいのかな?

 

今回はかぎ針編みの基本・持っておくといいものについてお話ししたいと思います。

 

こんな方におすすめ

  • かぎ針編みを始めたいから道具を揃えたい
  • かぎ針編み初心者におすすめの本を知りたい

 

この記事を書いたのは

ポンポネ
ポンポネです。かぎ針編み講師として教室を主宰したり、ワークショップを開催しています。

編み物本の作品提供と本の監修をした実績あり!

こなきはかぎ針を始めたい人に知っておいて欲しい基本についてお話しします。

 

 

かぎ針編みとは

かぎ針編みであんだ菱形模様かぎ針編みとは、1本の針で毛糸を編んでいく編み方です。

針のことをかぎ針と言います。

 

作れるものは多種多様!

ただ、棒針とは違い基本は伸びないので

セーターやリブ付きのニット帽など、伸びる作品作りには向いていません

(例外あり)

 

もちろん、かぎ針で作る洋服や帽子もたくさんありますので

かぎ針になれてきたら挑戦してみると良いと思います。

 

かぎ針編みに必要な基本道具

基本のかぎ針


かぎ針にはサイズがあり、基本的なものは2号から10号です。

2号が一番小さく、号数が増えるごとに針の太さは太くなります

 

15号より太い針はmm(ミリ)で表記します。

ミリで表記する場合も、数が増えるごとに太くなります。

 

同じかぎ針で、レース針というものがあります。

これは、毛糸より細いレース糸を編むときに使います。

 

0号から10号まであり、

レース針は、号数が増えるごとに細くなっていきます。

 

とじ針

かぎ針編みの作品が編み終えたときに糸端を処理するときに使います。

 

基本的にはやや太めのとじ針を持っていれば問題ないでしょう。

 

縫い針よりも太く先端は尖っていませんが、扱いには注意が必要です。

 

編み目マーカー


編んでいるところをマークしたいときに使うクリップのような道具です。

手元にないときは事務用のクリップで代用できます。

 

近頃は百均でも手に入りますので、常備しておくと良いでしょう。

 

かぎ針編み初心者向け、あると便利なアイテム

ヤーンボウル

毛糸を扱うときにモジャモジャ・バラバラにならないように

あると便利なアイテム。


ヤーン(糸)のボウルなので、毛糸を保管するのに便利な機能が付いています。

 

糸が引っかかりやすいように切れ込みがあったり、

編む糸がスルスル出てくるように穴が空いていたり。

 

デザインによって仕様が変わりますので

気に入ったデザインのものがあったらぜひ買ってみてください。

 

フリクションペン

私は編み目マーカーと同じように、編み目をマーキングするために使用しています。

事務用品ですがこれが本当に便利でおすすめです。


水性で仕上げのスチームアイロンで綺麗に色は消えますので、安心して使用できます。

かぎ針と一緒に絶対1本は持っていて欲しいアイテムです。

 

かぎ針のサイズと毛糸の関係

 

かぎ針のサイズに適した毛糸を選ぶことが、かぎ針の基本となります。

毛糸の太さの名称と、その毛糸に適したサイズを表にしました。

 

2号

3号

4号

5号

6号

7号

8号

10号

極細

             

中細

 

           

合太

   

         

並太

     

 

極太

           

 

並太はサイズが多岐に渡り、一番オーソドックスな太さと言えます。

 

かぎ針の太さによって仕上がり具合も変わるのがかぎ針編みです。

また、編む人の手の強さも大きく関係しますので、

一定の強さで編むことがとても大切です。

 

かぎ針を始める時におすすめの毛糸は

  • なるべくホワホワしていない毛糸=ストレートヤーン
  • 撚り(より)のしっかりしている毛糸=糸が割れにくい

 

かぎ針編みの基本を押さえておけば、毛糸選びも迷うことなくできますね。

 

かぎ針編みの記号と編み方の種類

 

かぎ針編みの本をみると、編み方の図=編み図が載っています。

編み図は記号によって表されており、

かぎ針編みの編み方にはそれぞれ記号が付いています。

 

代表的な編み方はくさり編み・細編みです。

これらはかぎ針編みの基本ですので、記号も覚えておくと良いでしょう。

初心者さんはまず記号の種類を覚えるのが大変かもしれませんが、覚えてしまえば編み図を読むのは簡単にできるようになりますよ。

 

くさり編み
参考かぎ針編みの基礎レッスン【くさり編み】

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埼玉県所沢市のかぎ針編み教室pomponnerが細編みを教える画像
参考かぎ針編みの基礎レッスン【細編み】

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かぎ針編み初心者さんにおすすめ:円のコースター

 

編み図なしで編む、かぎ針編みの円の編み方
参考かぎ針編みで円の法則をマスターしよう!

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かぎ針編みの基本が全て詰まっているのは、中心からぐるぐる編む円の編み方です。

 

四角に編んでいく編み方もありますが、円が編めれば作品作りの幅が広がりますし、かぎ針編みの基本の概念を知ることができます。

 

円をぐるぐる編むだけでコースターになりますので、まず初めに円のコースターを練習してみましょう!

 

初心者さんの失敗のもと!これNG

かぎ針編みは基本を知って、まずは本の通りにやってみることが大切です。

 

かぎ針編みをはじめたての頃に失敗する=サイズ通りにできない原因は以下の通り。

  • 本の通りに作らない
  • 本と同じ毛糸で編まない
  • 本と同じ号数の針で編まない
  • 毛糸の太さを間違える

先の章でお話ししましたが、毛糸の太さとかぎ針のサイズ、さらに編む手の強さによって仕上がりが変わってきます。

 

手の強さは人それぞれなので『あまり強すぎず・ゆるすぎず』。

埼玉県所沢市のかぎ針編み教室pomponnerでのzpagettiレッスン
参考【zpagetti】どれくらいの強さで編みばいいの?〜細編み〜

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編み物の本の作品を編みたい場合、

まず基本は同じ毛糸・同じサイズのかぎ針で編むことが大切です。

 

毛糸の品番が本に載っているので、お店で同じものを買いましょう。

 

本と同じ毛糸が手に入らない場合やアレンジしたい場合は、

なるべく同じ太さの毛糸で編み、仕上がりの大きさが本のサイズにならないことを頭に入れておきましょう。

 

作品を編む前にゲージを編むと、仕上がりサイズの誤差が減ります。

かぎ針編みで編む帽子の編み図
参考かぎ針編みで麦わら帽子の編み方12パターンの編み図テキスト

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かぎ針編みの基本におすすめの本

 

かぎ針編みを始めるなら、基本が書いてある本を1冊持っておくと良いでしょう。

逆引き辞典のように『編み方の名前』から調べることもできますし、写真付きなら編み方をより詳しく知ることができます。

 

かぎ針編みの基本を知るために、私がおすすめする本はこちら。

 


カラー写真で編み方が載っているので持っておくととても便利です。

基本の編み方からちょっとした雑貨の編み方も載っています。

 

 

編み図が読めるようになったら挑戦!バッグの本

かぎ針編みの基本がわかってきたら、バッグに挑戦してみるのはいかがでしょう?

バッグなら帽子のように細かいサイズの差は気になりません。

逆を言うと、帽子から編むのはサイズ通りに編むのが大変ですのでおすすめしません。

 

かぎ針編みに最適なエコアンダリヤという毛糸があります。


これはヤシを主原料としたレーヨン100%の糸で、編むとカゴバッグのようになります。

やや硬めの糸なので慣れるまでが苦労しますが、かぎ針編みの基本となる細編みだけであめるバッグもありますので、

基本を抑えたらまず編んでみてほしいジャンルです。


 

 

大作に挑戦!モチーフを繋いでブランケット

かぎ針編みの基本のモチーフ編みのブランケット

かぎ針の基本をマスターしたら、ぜひモチーフを編んでみてください。

お花のモチーフはかぎ針編みの基本がぎゅっと詰まっていて

また見栄えも良くとてもかわいいです。

 

モチーフのままコースターとして使うのもアリですが

編んだモチーフをつなぎ合わせて大きなブランケットに仕立てるのもおすすめ!

 

かぎ針の基本というべきモチーフをカラフルに編めば、見た目もかわいいブランケットになりますよ。

 

\ブランケット作りにおすすめ/

 

かぎ針編みの基本まとめ

かぎ針編みを始めるために知っておきたい基本をお話ししました。

 

かぎ針編みはモチーフもバッグも帽子も編めて、作品のレパートリーは無限大!

基本を学んで、かぎ針編みを生活の中に取り入れましょう。

 

 

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