こんな方におすすめ
- かぎ針でゴム編みのようなニット帽を編みたい
- ゴム編みでかぎ針の作品をワンランクアップさせたい
この記事の内容
- かぎ針で作るゴム編みの編み方
- ゴム編みで作る作品
この記事を書いたのは
オリジナル作品多数!編み方をYouTubeで配信中です。
棒針みたいなゴム編みをかぎ針編みでも作りたい!
かぎ針でも簡単にゴム編みが作れます。
そもそもかぎ針編みはカチッとした編み地や、モチーフを編むのに適した技法です。セーターやカーディガンなどを編むときは、編み地がガチガチにならないように気をつけましょう。
編み地がガチガチになる原因は
- 編む手の強さ
- 糸と針のサイズが合っていない
この2つが原因となることが多いです。
編む手の強さは、どうしても自分自身が気を付けるしか解決はないのですが、
- 単調な編み方の時(ひたすら細編みなど)
- 編み物に慣れてきた頃
は編み方がどんどん強くなる傾向にあります。
編み物が楽しくなると次第に編むスピードもアップ!そんな時は編み地がキツくなっていないか注意が必要です。
かぎ針でゴム編みを作るには
かぎ針でゴム編みを編むには長編みの表引き上げ編みでゴム編みを編みます。
長編みと長編みの表引き上げ編みを交互に編むと、ゴム編みのような編み地になります。
ゴム編みに欠かせない:長編みの表引き上げ編み
長編みの表引き上げ編みは上記の記号で表します。
表引き上げ編みの編み方を動画にまとめました。
引き上げ編みの記号のときは、 前段の長編みの目の下に針を横から入れて、長編みの足を捉える。
引き上げ編みは、長編みを編むときよりも少し長めに糸を引き出すことがポイントです。
かぎ針で編むゴム編みの編み方
表引き上げ編みをマスターしたら、長編みと交互に編んで二目ゴム編みを編みましょう。
かぎ針でゴム編み
引き上げ編み2目+長編み1目=3目1セット
上記の3目1セットが2目ゴム編みの編み方です。
長編みの足を拾うことで、前段の長編みが少し持ち上げられて立体的なゴム編みになるのです。
このゴム編みの編み地の浮き上がっているところが引き上げ編み2目、凹んでいるところが普通の長編みです。
ゴム編みを編むときは作り目も伸縮する作り目で編みましょう。編み地がよりきれいに仕上がりますよ。
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参考【伸びる作り目の編み方】かぎ針編みで伸縮性のある鎖編み
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ゴム編みをマスターしたらまずはネックウォーマーやハンドウォーマー、レッグウォーマーからチャレンジしてみてください。サイズを気にせずザクザク編める作品が練習に最適だからです。
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参考伸びる鎖編みを使って!かぎ針編みでゴム編みのスヌードの編み方
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応用すればレッグウォーマーなども編めるので、お揃いで作るのも楽しいですね。
かぎ針でゴム編みの編み方まとめ
かぎ針でゴム編みを編む方法をお話ししました。
ポイント
長編みの表引き上げ編み2目+長編み1目=二目ゴム編み
かぎ針でもきれいなゴム編みになるので、長編み表引き上げ編みはぜひマスターしてくださいね。