どうぶつポシェットの編み方3回目です!
前回までの記事はコチラ!
本体と共通のパーツが作れたら、いよいよネコパーツを作って組み立てていきましょう!
ネコを作る為に編むパーツは耳だけですので、
①耳を編む
②組み立てる
の順に進んでいきましょう♪
ネコのパーツの編み方と組み立て方
動画にまとめました!
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ネコの耳の編み方から見ていきましょう!
ネコの耳の編み方〜三角から縁編み〜
ネコの耳はくさり編みから細編みを編みます。
段を追うにつれて減らし目をして、ピラミッドのようにさんかくを作っていきます。
この時、とっても大切なポイントが
段の端に印をつける!
印をつける大切な理由についてはコチラ
細編みでさんかくを編み終わったら、縁編みを編むのがこの耳の特徴です。
縁編みは端の目のどこに編むか
縁編みとは、編み地の周囲をぐるりと編むことです。
つまり、段の縦の部分も編んでいくことになります。
縦の部分とは、段によって、又編み地の左右によって形が違います。
編み始めを左下にした時、
編み地の1段目は
・左側=細編み
・右側=立ち上がり
2段目は
・左側=立ち上がり
・右側=細編み
というように、
往復編みで編んだ編み地は奇数段と偶数段で端の目が左右変わっていることがわかります。
とはいえどちらも立ち上がりと細編みです。
編み進めながら、端に来たら都度
・立ち上がりの半目と裏山
・細編みの足(裏と表1本ずつ)
にフリクションペンで印をつけましょう!
減らし目をしながら三角形に編んでいくので
途中2目一度の細編みが端に来るところがあります。
その時は2目一度の足(表3本)の一番左の足に印をつけます。
裏の足は普通の細編みと変わらず1本なので、裏の足にも同じように印をつけておきましょう!
縁編みの方法
さんかくが出来上がったら縁編みを編みましょう!
縁編みは左下の編み始めの位置から矢印の方向に細編みで編みます。
この時、新しく糸をつけて編み始めます。
くさり編み6目あるうちの、1目めと6目め(両端)には
細編みを2め編み入れます。
編み地を回して、縦の部分を縁編みします。
三角形を編む時に立ち上がり・端の細編みに印をつけておいたので
縁編みで拾う糸が一目瞭然!
順に拾いながら細編みを編んでいきます。
1周編めたら1目めに引き抜き編みをして完成です。
2枚作って、糸端は20cmほど残して切りましょう。
目の数をアテにしてはいけない!?
これで各パーツが全て揃いました!
・本体
・口周り
・目
・鼻
・耳
ここからはかぎ針は一旦置いて、とじ針を使います。
本体のポシェットを半分に畳み、メジャーを使って半分の位置を見つけましょう。
この時、目の数をアテにしてはいけません。
なぜなら、
かぎ針を筒状に編むと右利きの人は右斜めに、左利きの人は左斜めに斜行するからです。
※斜行せずに編む方法もありますが、ここではより簡単にポシェットを編むというのがひとつの目的なので割愛します。
ここでは12cmだったので、半分の6cmの位置にフリクションマーカーで印をつけました。
口周りを縫い付ける
まずは口周りを縫い付けます。
真ん中の位置・入れ口から4段下に口周りの上部が来るようにかがり縫いをします。
※この後につける目や鼻、耳も全てかがり縫いです。
鼻を縫った後、そのまま口を作ります。目は鼻と同じ高さが可愛いですよ♪
新しい糸でヒゲをつけます。
耳の頂点は目と同じ位置にします。
完成しました!!
糸端の処理
糸端はどのパーツもポシェット本体の内側で処理します。
上の写真のように、糸端をポシェットの内側に出し、編み目に隠すように綴じます。
目や鼻は色が違うので、表から綴じた跡が見えないように
編み目を少しずつすくいながら綴じましょう!
いかがでしたか?
細編みだけで作るどうぶつポシェット、今回はネコちゃんの耳と
組み立てのお話でした!
初心者さんにも簡単に作れる細編みだけのポシェットです。
ぜひ編んでみてくださいね♪